作家について

多田 利浩

藍染工房びぜんや代表
藍染・草木染で洋服・小物・きものなど多岐にわたって作品を制作。創業当時より絞り染めに注目し、絞り技法「三浦絞り」が大分県に「縁」があったことを大切にし、30年にわたって「三浦絞り」をはじめ、多数の技法の絞り染めに取り組む。
日出町の観光イベントにも意欲的に参加。藍染体験教室を通して絞り染めの楽しさを感じてもらい、技術を伝える。

略歴

1989(H元)年3月東洋大学法学部卒業
1989(H元)年4月株式会社アミューズ入社
1990(H2)年5月家業の「びぜんや」での仕事開始
2016(H28)年5月父・輝雄の逝去に伴い、代表者に就任

藍染工房びせんや

父(多田輝雄)。母(多田ミツヱ)は日出町で呉服小売業を営んでいました。
輝雄は仕入れた商品を売るのではなく「自分でこしらえた品を販売したい」、藍染に興味のあった輝雄は、藍染の原料である薬(スクモ)を分けてもらい藍染料の研究を始めます。同時期に草木染の研究も始めました。
2年ほどの期間を経て1982(S57)年4月に藍染。草木染の「きもの」「洋服」などを製品化、販売を開始しました。

沿革

1980(S55)年7月頃多田輝雄(先代)が藍染・草木染の研究を始める
1982(S57)年4月きもの・洋服などの製作・販売を開始
1986(S61)年4月大分市中央町に店舗「藍染びぜんや」を開店
1989(H元)年全国の有名デパートでの催事に出店を開始
1996(H8)年大分市中央町の店舗を開店
1997(H9)年8月有限会社備前屋に法人化
1997(H9)年8月大分県速見郡日出町3017番地に店舗兼工房を建設
2016(H28)年5月多田輝雄逝去~多田利浩が代表に~現在に至る

藍染工房びぜんやでは、藍染・草木染の洋服・小物・きものなど多岐にわたって作品を制作しています。
制作をした作品は、工房や三越伊勢丹・大丸松坂屋など全国の百貨店の催しにて出店・販売・展示を行っています。

希少性の高い天然灰汁発酵建藍染使用し、既製品からお客様好みのデザイン・サイズによるオーダーメイドによるお仕立てを行っております。購入後15年以上経過した製品でも可能な限りの修理を行い、長期にわたってご愛用いただけるお手伝いも行っています。小回りのきく工房ならではの強みです。
また、日出町ツーリズム協会のイベントに積極的に参加。2018年より藍染体験を行いました。

県外のお客様が当地・大分へお越しの際に宿泊の手配、お食事や観光のサポートも積極的に行っています。
(1年に4~ 5組のお客様がお越しになります。今後さらにサポートを進化させます。)

工房のご案内

藍染工房びぜんや

〒879-1506
大分県速見郡日出町3017番地
TEL:0977-72-0303
駐車場:2台
営業時間:10:00~17:00
店休日:不定休(展示会開催や百貨店での催し出店のため事前に電話やHPでご確認ください)

会社概要

有限会社びぜんや

〒879-506 大分県速見郡日出町3007番地2